第5回山本・幕内S-TECセミナー

近年の消化器内視鏡治療の目覚まし進歩によって食道・胃癌の治療の半分近くが内視鏡で治療されるようになっているのはご承知の通りと思われるが、当院では昨年は50%を超え、本年は今まで60%以上を占めるようになりました。 このことは、診断内視鏡の進歩、拡大内視鏡やNBIモードの画像の研究による早期癌の発見率の向上とともにESDによる確実な切除技術が進歩したためと思われます。 さらにこの診断及び治療を普遍的なものにするため多くの専門の先生方の育成に努めていく必要があります。エキスパートであります山本頼正先生を招聘し今回で5回目となりますセミナーを開催することとなりました。

私にとっては、この度のCOVID-19の問題や、電子カルテの導入によって体力的にも精神的にも余裕がなくブログを更新することも、ままならなかったことが残念ですが、また近況報告や学会発表、その他、皆様に提供できる情報を出来るだけアップしたいと思っております。