3T(テスラー)MRIが誇る最新技術について…?

世界初のフルデジタルコイル『3テスラーMRI』が当院に導入されて半年ほどが経ちました。検査件数も順調に伸びています。

Ingenia 3.0が誇る最新技術についてご紹介していきたいと思います。

1.癌の早期発見に力を発揮。PETに代わる検査となるか。
 全身の癌を見つけるための検査としては、10年位まえからは「PET」という検査が有効だといわれてきました。しかし、PETは癌の種類によって得意・不得意があり、放射性物質(FDG)を注射する必要があるため、放射線で被爆してしまうというデメリットがあります。
 MRIによる「ボディーディフュージョン」と呼ばれる検査方法では全身、主に肺・肝臓・胆嚢・膵臓・乳房・前立腺やリンパ説の腫瘍の存在を確認することが可能と言われています。
 今まで1.0Tや1.5TのMRIでは、信号が弱く実用の域に達していませんでした。しかし、従来の2〜3倍の磁場強度を持つ3.0TのMRIによるボディーディフュージョンにとても大きな期待が寄せられています。

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