新型コロナウイル禍中の診療体制の充実を・・・

新型コロナウイルス災禍の中、どこの医療機関でも、難しい診療体制のもと、大変苦労なさっていることと思います。 第一波が収束したのも束の間、現在では再び感染拡大傾向にあります。一波の際は、早急な体制準備等のため、一般診療がやや疎かになる傾向がありました。こうした経験から、引き続き感染対策に注力しながら、通常の診療体制確保にも努めてまいりました。 現在、外科系担当常勤医9名にて、手術や検査等に於いても、通常体制を徐々にとれるようになって参りました。皆様がお困りの外傷や、急性腹症など、特に消化器疾患の緊急治療、悪性腫瘍の手術、内視鏡的治療(ESD)、その他の検査等、お役に立てることが出来るかと存じます。何より私共は、コロナ禍で、「通常診療が遅れ重症化する患者様が出てしまう」という事態だけは避けたいと思っております。そのほか、腎疾患、循環器疾患、泌尿器疾患もスタッフが少しずつ充実してまいりましたので、それらについても通常診療を続けたいと思っております。  PCR検査につきましても、この度、茨城県と委託契約を締結いたしましたので、対応できる体制を整えております。更に10月から、感染症外来を専用テントにて行う準備を進めております。 感染の収束のめどが立たない今、ワクチンを待ち望むところですが、感染の長期化に備え診療体制の充実を図って参りたいと存じます。                             令和2年8月吉日 幕内 幹男

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