ベストの状態を作り手術に向かいたい

先週3/19(日曜日)、今週3/26(日曜日)と2週間に渡って食道、膵臓の手術が続いた。
市中病院で通常手術は、午前中の外来終了後、午後に開始となるが、長時間で難易度の高い手術は朝から集中して行うこととしている。今年になって日曜日の手術は、5回となるが・・・・
医師には人権がないため?働き方改革もない・・・。実は私自身は必要ないと思っている。しかし、診療に当たって体調を整えるのは難しい、常にベストの状態で患者様と向き合いたい・・・来週の日曜日4/1は手術の予定はないが、どうなるのか? 
3/31 H28年度末に思う。

?−新年度に向かって新たに− ?−全体研修会楽しみです−

明後日で新年度となります。新しいスタッフが加わったり、退職するする者もいまして、やはり節目ですね。
 私も今年、還暦年ですので仲間があと一年という者や、早期退職で本日までという者もいて感慨深いものがあります。
 
さて、例年の行事として4/23に医)幕内会、社)地域福祉会のスタッフにより全体研修会を行います。今回で13回目となると思いますが、テーマがやや画一化しつつありますが、今まで組織の構築することやマニュアルを作ることなどに力を注いできましたが、やはり仕事は人、人、人、人材です。
 そのため、今回のテーマは組織の中での個々の役割と責任−私は何をすべきか−としました。全てのスタッフに仕事に対する情熱、やりがい、生き甲斐をもってもらいたい。そして、その責任を果たして欲しい。これが生きる喜びに繋がるようにしたい・・・と願っております。年々発表の内容も向上してます。さあ、どうなるか・・・。期待しております

また、今回のお目玉として東大人文社会系研究科(哲学教室)の教授の一之瀬正樹博士の特別講演を予定しました。幸運にもスケジュールが空いていて実現に至りまして、心から感謝とともに大きな期待で興奮しております。
 実は先生は土浦一高でも同級生です。学生時代は優等生と劣等生?・・・あまり深い付き合いはありませんでしたが、僕は彼のことは鮮明に覚えております。高校一年生の姿だと思いましたが、色々な意味で凛々しい人物として脳裏に焼きついております。楽しみです。
 
テーマは 安楽死と「死ぬ権利 と私のオファーに答えて?くれたと思います。病院は人を助ける場(professional)でありますが、人を送るところでもあり、これに社会的に携わっておりますが、ある意味では、これ素人です。

 皆さんもご講演に興味のある方はお申し付け下さい。可能なら受付いたします。

全体研修会 特別講演

毎年、行っております全体研修会も今回で13回目となります。
今回のテーマは
「組織の中での個々の役割と責任 〜私は何をすべきか〜」です

また、今回特別講演として
私の高校時代の同級であり、現在 東京大学大学院人文社会系研究科教授の  一ノ瀬正樹先生より
「安楽死と死ぬ権利」の講演を頂くことになりました。
とても興味深く、職員一同楽しみにしております。

土浦臨床研究会の御報告

3/24は、ホテルグリーンアイ土浦にて土浦臨床研究会が開催され、「外科的アプローチによる噴門機能疾患に対する治療」の講演を行いました。
Laparoscopic Toupetに関しては、160例に至り、安定した手術手技となりつつあります。しかし、消化器の機能障害に対する治療であり、ある意味では胃癌や大腸癌手術より繊細な手技が要求され、それが結果にfeedbackされることが大切です。また、個々に、病状や体格も異なりますのでつきることはないと思います。
質問としては、手術適応や高齢者への対応などが座長の淀繩先生よりありました。やはり、PPIの貢献度は高く、保存的治療が主体ですが、PPI無効例は1〜2%は存在し、それらに手術適応があると言われています。そのような症例は、是非御紹介頂ければと思います。
また、ウララ胃腸科外科 石井康裕先生からはピロリ菌の除菌の現状の報告があり、タケキャブ+グレースビット+メトロニタゾール併用群が良好な成績のように思われ大変勉強になりました。
次回は、Lap Toupet(噴門形)また食道アカラシアのHeller Dorの長期予後について報告できればと思います。

土浦臨床講演会 前日

大学病院時代からlifeworkである食道噴門機能障害
?食道裂孔ヘルニア。GERD(逆流性食道炎)
?食道アカラシア
??に対する外科的アプローチに対して、本日土浦臨床懇話会にて講演します。
演題「外科的アプローチによる噴門機能疾患に対する治療」
2000年からは全て腹腔鏡的手術Toupet 、Heller-Dorを行うようになり、それぞれ160例、16例に至っております。
良性疾患でかつ機能的な障害に対する手術であり、、その適応は厳格に判定する必要があり、また手術は非常に難易度が高いものです。
大学時代は、開腹で多症例行ってきましたが、腹腔鏡手術はより難しいが患者様にとって有用です。
手術成績を深く検討して講演したいと思います。

土浦臨床研究会

今週金曜日3/24(金) 土浦臨床研究会が開催され、今回講演をすることになりました。
今回の演題名は
「外科的アプローチによる噴門機能疾患に対する治療」です。
なかなか準備が大変です。日曜日も手術があり連日手術の予定となっております。只今 作成中です。がんばります。

お知らせ

耳鼻咽喉科診療のご案内

 患者様より、長期にわたり耳鼻科診療の要望があり、大学病院をはじめ他病院に医師の要望をして参りましたが、耳鼻咽喉科医師が少なく、なかなか実現することが出来ませんでした。
 この度、大変な苦労の上、耳鼻咽喉科医師をやっと迎えることができ、山王台病院附属 第二クリニックにて診療を開始するに至りました。
 耳鼻咽喉科の最新の設備準備などにも経費が掛かりましたが、患者様のご要望にお応えするために、開設に努力をして参りました。
 是非、ご要望のあった患者様を含め、多くの患者様に利用して頂きたくご案内いたします。


担当医
横山 純吉 医師 (耳鼻咽喉科専門医)

診療受付場所
山王台病院附属 第二クリニック(新館アネックス3階) 受付

診療日
平成29年 4月1日より開始〜毎週土曜日

診療時間
AM  9:00〜12:00
PM  1:30〜 4:00