第235回 茨城外科学会 

6/28(土) 13:00〜 つくば国際会議場
第235回 茨城外科学会にて発表して参りました。

私と上道先生ともに今までになく多くの新しい顔ぶれからの質問を頂いたりととても活気があり有意義な発表の場だったと思います。 

近況

今月も残りわずかとなりました。先日、食道癌の手術を施行しました。

日々の診療と内視鏡検査・手術が多くありますが、頑張って参ります。

茨城外科学会

演者:幕内幹男
演題:治療に難渋した巨大confluence stoneの一例

演者:上道治
演題:巨大腹部腫瘤で発見された小腸原発悪性リンパ腫の1切除例

第235回 茨城外科学会

いよいよ明日第235回 茨城外科学会が行われます。

2014年6月28日(土)13:00〜  つくば国際会議場

当院より上道医師と私が発表致します。

演者:幕内
演題名:治療に難渋した巨大confluence stoneの一例

演者:上道
演題名:巨大腹部腫瘤で発見された小腸原発悪性リンパ腫の1切除例

取材風景

先日、某薬品会社の方々が取材にみえました。
患者さんに高血圧治療の意識、必要性について説明しています。

最近では高血圧治療ガイドライン2014やその他のWHOや日本循環器学会のEBM dataを御説明して、かつての高血圧=生命に関わる重篤な障害の近々の予防や症状の改善ではなく、高血圧に伴って惹起される動脈硬化が心血管系の臓器障害、特に、脳卒中(最近では脳梗塞)、心疾患者・大動脈瘤の、腎障害の発症の予防、又、すでに、これらを発症されている方では、進行の予防によって、将来的なこれらの予防によって、生活の質を著しく低下させないようにするため、高血圧治療の意識を高める診療を行って行きたいと思います。





第235回 茨城外科学会

先日ご案内しました第235回 茨城外科学会の演題です。

2014年6月28日(土)13:00〜  つくば国際会議場

演者:幕内
演題名:治療に難渋した巨大confluence stoneの一例

演者:上道
演題名:巨大腹部腫瘤で発見された小腸原発悪性リンパ腫の1切除例

本日は、内視鏡検査の日ですが、ヘリコバクター・ピロリ菌陽性者の除菌療法に朗報です。

【除菌の対象疾患】
?内視鏡検査又は造影検査において胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の確定診断がなされた患者
?胃MALtomaリンパ腫の患者
?特発性血小板減少性紫斑病の患者
?早期胃癌に対する内視鏡的切除治療後の患者
?内視鏡検査において胃炎の確定診断がなされ、ピロリ菌が陽性の患者

当院は1967年の開院以来、胃癌の早期発見に努めております。
1983年に胃炎及び消化性潰瘍、特に十二指腸潰瘍は、Helicobacter pylori(ヘリコバクター・ピロリ、以下H.pylori)感染が深く関与していることが明らかになってきました。H.pyloriの存在が、病理組織学的に確認された胃炎および消化性潰瘍と強く相関することは、H.pyloriの除菌が潰瘍の再発を抑えることと共に、H.pyloriがこれらの疾患の病原因子であることを示しています。また、長期間のH.pylori感染が胃癌発生のリスクになると報告されており、特に粘膜の萎縮や腸上皮化生を惹起し、いわゆるH.pylori関連胃炎が胃癌の発生を促進するデーターが多くみられるようになりました。したがって、H.pylori陽性者の胃癌比率は陰性に比べて高く、除菌(菌を取り除く)療法が望ましいとされています。但し、H.pylori陰性の胃癌も5〜10%以上存在し、日本人のH.pylori陽性率の高さから考えてみても、H.pylori = 胃癌とは直結できません。現段階では定期検査が最も良い胃癌発見の検査方法です。しかし、H.pyloriの存在は、百害あって一利なしといわれております。2013年より上記?が保険適応として加わり、H.pylori関連胃炎を内視鏡で確認された場合は、胃炎でも除菌の対象となり、除菌療法薬のセットとしては、一次除菌としてラベキュア、二次除菌としてラベファインパックなど、効率よく処方されるようになりました。
                  消化器・総合診療科まで
医療法人幕内会 理事長・山王台病院 院長 幕内幹男

■当院の年間内視鏡件数(H25.1〜H25.12)
上部(食道・胃)内視鏡  4,127
下部(大腸)  内視鏡  2,274

※本日は上部 21件、下部 12件、特殊検査3件、手術1件を行いました。

ICD講習会

今回2度目の受講で、前回受講した感染症講習会は、日本臨床寄生虫学会によるものでした。
先日受講した講習会は、日本骨・関節感染症学会によるもので、手術部位感染の予防と対策をテーマとしたものでした。

2時間に及ぶ講習会でしたが、大変有意義な講習会でした。

第235回 茨城外科学会

先日ご案内しました第235回 茨城外科学会の演題です。

2014年6月28日(土)13:00〜  つくば国際会議場

演者:幕内
演題名:治療に難渋した巨大confluence stoneの一例

演者:上道
演題名:巨大腹部腫瘤で発見された小腸原発悪性リンパ腫の1切除例

本日は、内視鏡検査の日ですが、ヘリコバクター・ピロリ菌陽性者の除菌療法に朗報です。

【除菌の対象疾患】
?内視鏡検査又は造影検査において胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の確定診断がなされた患者
?胃MALtomaリンパ腫の患者
?特発性血小板減少性紫斑病の患者
?早期胃癌に対する内視鏡的切除治療後の患者
?内視鏡検査において胃炎の確定診断がなされ、ピロリ菌が陽性の患者

当院は1967年の開院以来、胃癌の早期発見に努めております。
1983年に胃炎及び消化性潰瘍、特に十二指腸潰瘍は、Helicobacter pylori(ヘリコバクター・ピロリ、以下H.pylori)感染が深く関与していることが明らかになってきました。H.pyloriの存在が、病理組織学的に確認された胃炎および消化性潰瘍と強く相関することは、H.pyloriの除菌が潰瘍の再発を抑えることと共に、H.pyloriがこれらの疾患の病原因子であることを示しています。また、長期間のH.pylori感染が胃癌発生のリスクになると報告されており、特に粘膜の萎縮や腸上皮化生を惹起し、いわゆるH.pylori関連胃炎が胃癌の発生を促進するデーターが多くみられるようになりました。したがって、H.pylori陽性者の胃癌比率は陰性に比べて高く、除菌(菌を取り除く)療法が望ましいとされています。但し、H.pylori陰性の胃癌も5〜10%以上存在し、日本人のH.pylori陽性率の高さから考えてみても、H.pylori = 胃癌とは直結できません。現段階では定期検査が最も良い胃癌発見の検査方法です。しかし、H.pyloriの存在は、百害あって一利なしといわれております。2013年より上記?が保険適応として加わり、H.pylori関連胃炎を内視鏡で確認された場合は、胃炎でも除菌の対象となり、除菌療法薬のセットとしては、一次除菌としてラベキュア、二次除菌としてラベファインパックなど、効率よく処方されるようになりました。
                  消化器・総合診療科まで
医療法人幕内会 理事長・山王台病院 院長 幕内幹男

■当院の年間内視鏡件数(H25.1〜H25.12)
上部(食道・胃)内視鏡  4,127
下部(大腸)  内視鏡  2,274

※本日は上部 21件、下部 14件、特殊検査1件、手術1件を行いました。